【オニヤンマ最強説】そのトンボ凶暴につき、近寄るなかれ

Ryoの部屋

どうもRyoです。

おもろい話を聞いたんだ。

お客さんから教えてもらったんだけど。

その一部始終を書いてみるよ。

天才もどき

とある日の午後。

害虫駆除のスペシャリストである彼は。

freedomの椅子に座ってこう言った。

「パーマかけたいっす。でも全然イメージは浮かんでなくて。なんかいいスタイル無いっすかね?」

俺は言った。

「じゃあさ、テーマ決めようよ。例えば今回は【天才もどき】とかどう?」

彼は興奮気味に答える。

「いいっすね!それでいきましょ!楽しみだなー!」

ちなみに言っておくと、俺と彼はもうかれこれ7年以上の付き合いで彼が高校生の頃から髪を切っていて、髪型を決める時はわりといつもこんな感じ。

だからこそのこのトーク。

昨日今日で初めて出会ったばかりの人では到底出来ない芸当であり、彼だからこそ成立するカウンセリングである。。笑

それにしてもこのトークのノリ。。

普通の美容室のそれではない。。

なかなかにクレイジーだ。。笑

天才にも色々いる。

スティーブ・ジョブズのようなブッ飛んだ頭脳を持つ奇人。

織田信長のような人を殺してもなんとも思わない狂人。

ウォルト・ディズニーのようなファンタジーを生き抜いた変人。

坂本龍馬のような先見の明を持ち合わせた偉人。

それぞれに皆、天才である。

さて、今回のテーマは【天才もどき】だ。

あなたが思う天才もどきとは?

俺はその時一瞬で思いついたのはアインシュタイン

そして何故か葉加瀬太郎だった。。笑

いや、アインシュタインは本当に天才だと思うし、葉加瀬太郎さんも天才だと思います。

でもなんか髪型として思い浮かんだのが二人だった。。

ここからはその害虫駆除のスペシャリスト君を【天才もどき】と呼ばせてもらう。

俺:「よし、ここは間を取ってクルクルパーマにしよう!」

「いや、なんの間ですか?」なんて突っ込んでくれればいいのにさ。。

天才もどき:「オッケーっす!それでいきましょ!楽しみだなー!」

さっきと反応は全く一緒。

って事でアインシュタインと葉加瀬太郎の間を取って【クルクルパーマの天才もどき】を目指すことになった俺たち。

そこからだった。

彼の得意技が繰り出され、俺は見事に彼の会心の一撃を浴び。

一瞬にして心を鷲掴みにされるのであった。

害虫駆除

彼(天才もどき)は害虫駆除のスペシャリストと言ったが、本当にその仕事をしていて害虫のことを誰よりも知り尽くしている。

なんなら害虫以外にも生物であれば学者レベルに詳しい。

飼育経験も豊富にあり、聞けばなんでも答えてくれる。

とんでもねーオタクだ。

とんでもねーマニアだ。

そんな彼が繰り出す必殺技もまたスペシャルだった。

俺:「最近さぁ、店の前とかリバビレの畑でスズメバチを見かけるんだよね。俺一回刺されててリーチかかってるからマジで怖いのよ。。」

天才もどき:「Ryoさん、ヤバいっすね。刺されないでくださいね!」

俺:「なんかさ、スズメバチが近寄ってこないとか巣を作らないようにする方法ってなんかないんかね?」

天才もどき:「オニヤンマっすね」

彼はサラッと言ってのけた。

俺はその瞬間、自分でも気が付かない速さで彼の会心の一撃を喰らったのだ。

俺:「ん?オニヤンマ?どういうこと?トンボの?」

天才もどき:「はい、そうです」

彼はまたしてもサラッと言い放った。

オニヤンマってあれだろ?

トンボのでっかい奴だろ?

俺:「オニヤンマをどうするん?」

天才もどき:「オニヤンマを身に付けておくんです。そうすれば蜂も虫も蚊も寄ってこなくなります」

俺:「えーーーー!!なんで?凄いねそれ!なんで寄って来なくなるの?」

天才もどき:「食われるからです。近寄ればオニヤンマに捕食されるから近寄らないんです。オニヤンマは体が大きくて柄にも特徴があるので他の蜂とか虫もわかるみたいですね。オニヤンマって昆虫界の生態系の中で一番上に位置する数少ない虫の中の一種なんすよ。肉食で強いから飛んでるスズメバチを捕まえて食べたりもします。マジ最強っす!」

俺:「マジで?すげー!!えっ?でもさ。。オニヤンマ身に付けて歩いてたらちょっとヤバくない?しかもそんなにジッとしてる?」

天才もどき:「オニヤンマのレプリカが売ってるんですよ。それをカバンに付けたり、肩に付けたりするのが一般的です。渓流釣りだったり普段から森の中とか自然の中に行く場合は蜂に刺されたりするリスクを減らすためにオニヤンマをつけたりするんです」

俺:「なるほどー!!超納得!!」

心を鷲掴みにされた瞬間だった。

天才もどき:「だからRyoさんも畑で身につけたり、オニヤンマのレプリカを色々な場所にぶら下げておけばスズメバチも寄ってこないんじゃないですか?」

俺:「いやー。。ナイスだよ、天才もどき。君は【天才もどき】じゃなくて本当に天才かもしれない!」

天才?

とまぁ、そんな話をするうちにパーマは仕上がり。。

寝グセだとアインシュタイン。

セットすれば葉加瀬太郎。

そんな見事にアインシュタインと葉加瀬太郎の間になって喜ぶ【天才もどき】。

しかし、彼は本当に天才なのかもしれない。。

まぁ、知ってる人は知ってる情報らしいんですけど。。

だから彼はやっぱり天才もどきなのかもしれない。。

そんな話。。笑

じゃあ、またねー!

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